2024年11月14日(木)、品川インターシティホールに於いて、最終公開審査を経てワールドカップ賞、優秀賞、4つの審査員特別賞が決定いたしました。
エントリーNo.18 Pathfinder 所属 : 上海大学(中国)
私たちのプロジェクト「Smart Image of Port Transport (港湾運送のスマートイメージ)」は、実際のシナリオとセンサーを使用して、港の輸送プロセスのデジタルツインを実現します。主な特徴としては、コンテナの積み込みの正確なシミュレーション、トラックのスケジューリングの自動管理、積み込み・積み下ろし作業や機器のステータスのリアルタイムモニタリング、潜在的な問題のインテリジェントな予測と最適なソリューションを提供する機能等があります。私たちは、リアルタイム性と可視化に焦点を当て、システムが変化する輸送環境に適応できるようにしています。
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エントリーNo.46 KArina 所属:国民大学校(韓国)
本プロジェクトは、UC-win/Roadシミュレータと大規模言語モデル(LLM)を統合し、リアルタイムに運転洞察力を提供します。本システムは、継続的に受信データをモニタリング、および解析することにより、複雑なシナリオを理解し、リスクを評価し、ドライバーにコンテキストに応じたアドバイスを提供します。危険を予測し、危険を回避するためのアクションを提案することで、システムは情報に基づいた意思決定を支援し、運転の安全性を向上させます。目標は、人間の直感とAI駆動の解析をつなぎ、リアルタイムのフィードバックを通じてドライバーをサポートする環境を作り出し、安全で効率的な運転体験を実現することです。
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エントリーNo.36 Horizon 所属:武漢理工大学(中国)
この研究は、UC-win/Road、自動運転、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションなどのインターネット情報技術に基づいています。C++とユーザー定義プラグインを用いて、CAN、TCP、UDPネットワーク通信モジュール、ドライバーの運転スタイルを学習する学習モジュール、ゲーム理論に基づく意思決定モジュール、運転スタイルを考慮した計画モジュール、LQR + フィードフォワード制御を用いた水平制御モジュール、カスケードPIDを用いた垂直制御モジュールを開発します。また、LUAスクリプトに基づいたヒューマンマシンインターフェースを構築し、運転自動システムとヒューマンマシンインタラクションシステムを統合し、既存のドライビングシミュレータに基づいた自動運転シミュレーションプラットフォームを構築します。
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エントリーNo.16 MSN 所属:愛媛大学(日本)
本プロジェクトではオープンソース技術を利用して「Hako-drone flight in VR city (VR都市空間で飛行するハコドローン)」というシミュレーションシステムを作成します。
これを通じて、ユーザーはリアルなVR環境でドローンを操作できるようになり、安全且つ制御された空間で練習や実験を行うことができます。シミュレーションのコアはオープンソースプロジェクトに基づいており、ドローンの挙動は物理ベースの高精度なモデルで表現されています。また、通常公式の登録や承認が必要な地域での飛行をシミュレーションできるというユニークなアドバンテージをユーザに提供し、制限のないトレーニングとテストを行うことが実現できます。
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エントリーNo.39 ASASOBI! 所属:Vin大学(ベトナム)/ペンシルバニア大学(アメリカ合衆国)
私たちのASASOBI privacy-preserving surveillance system (プライバシー保護監視システム)は、マルチモーダルLLMを活用して、デジタルツインを通じてシーンを観察します。センサーやカメラから取得したデータはローカルで処理され、マルチモーダルモデルによって匿名化され、UC-win/Roadのリアルタイムデジタルツインに表示するための重要な特徴が抽出されます。
ASASOBIは、処理されたデータのみを送信することで、個人のプライバシーを保護し、顔や衣服、身長といった身体的特徴や、性別、人種、年齢などの人口統計的情報の露出を防ぎます。このアプローチにより、システムは個人のプライバシーを損なうことなく、交通流や空間の解析といった重要な解析タスクを実行できるようになります。
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エントリーNo.20 The Guardians 所属:国民経済大学(ベトナム)
Smart Accident Response System(SARS)(スマート交通事故対応システム)は、リアルタイムの事故検出、即時の対応調整、そして高度な解析を通じて、道路の安全性と効率性を向上させるために設計された革新的なソリューションです。デジタルツインやメタバースの力を活用し、SARSは最先端の技術を統合して包括的な交通事故支援システムを提供します。これらの技術を活かすことで、SARSは即時の事故対応を改善するだけでなく、安全で効率的な道路の実現という長期的な目標にも貢献します。
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エントリーNo.19 Harmony Watch 所属:上海大学(中国)
私たちは最先端の機械学習アルゴリズムを活用し、高解像度カメラを通じて都市の交通流を把握・解析します。これにより、車両の速度をリアルタイムで監視し、安全運転を確保します。本システムのコアには、高精度なナンバープレート認識技術があり、規制を違反する車両の情報を迅速に特定・記録します。さらに、本システムは駐車禁止区域を賢く認識し、自動的に違法駐車の行為をマークします。システム全体のデザインはユーザーエクスペリエンスに重点を置き、直感的なインターフェースと簡単な操作を実現し、テクノロジーの力を使って都市の調和の取れた秩序を回復・維持することを目指しています。
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エントリーNo.23 FutureSight Driver Monitor Squad 所属:北京交通大学(中国)
現在、ドライバー状態モニタリングシステムは単一のデータソースに依存しており、疲労や視覚的な注意散漫は認識できても、認知的な注意散漫を認識することができません。本研究では、認知的および視覚的な注意散漫の状態の中での運転シミュレーション実験を行い、カメラや生理学的機器を使用して、頭の姿勢、視線の向き、心理生理学的な情報、運転行動などの多様なデータを収集します。運転の注意散漫の認識のための最適化された感度指標をRFEアルゴリズムを用いて作成し、Adamアルゴリズムで最適化されたBPニューラルネットワークモデルを開発します。このシステムは、マルチソース情報の融合に基づき、認知的および視覚的な注意散漫を91.43%の精度で正確に認識します。
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エントリーNo.31 Shoot for the star 所属:ベトナム国家大学(べトナム)
私たちのプロジェクトは、メタバース内の交通管理を革新することを目指して、交通信号を動的に調整し、ドライバーにリアルタイムでルート案内を提供するAIを活用したシステムを開発します。CCTVカメラからの交通パターンを解析するためにコンピュータビジョンアルゴリズムを活用し、交差点での信号のタイミングを最適化して混雑を最小限に抑え、交通流を改善します。同時に、車両のテレメトリーデータや高度なルーティングアルゴリズムを活用して、交通密度、道路状況、各車両の目的地などの要素を考慮しながら最適なルートを計算・提案します。このデータ駆動型のアプローチにより、より効率的で柔軟な交通システムが構築され、メタバース全体の体験が向上します。
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VR・クラウド・最新AI技術を駆使して、技術力と新規性のある作品を期待
7月10日にボストンのMIT ILPと東京オンライン会議で審査員による予選選考会が実施されました。国内外より多数の応募が集まり、過去最多の34チームのエントリーが決定しました。今後は作品制作・提出およびノミネート審査を経て、11月のデザインフェスティバル2024-3Daysで最終審査と表彰式が行われます。
各チームのプロジェクト目標が明確で、多数のチームで作戦まで良く練られていると見受けられました。予選選考会では審査員の意見交換を行い、各チームへのフィードバックを個別に行っております。VR、クラウドまた最新のAI技術などを駆使して各チームから、技術力と新規性のある作品を期待しております。
▲7月10日に行われた予選選考会の様子
審査員:左から福田知弘氏(審査委員長)、ペンクレアシュ・ヨアン氏、楢原 太郎 氏
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テーマ:未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新
Enabling the Future: Innovations in Metaverse and Digital Twin
学生クラウドプログラミングワールドカップ2024で未来への第一歩を踏み出そう!
『未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新』というテーマで、学生の皆さんを従来のコーディングの枠にとらわれない世界へとお誘いします。メタバースとデジタルツイン技術の最先端の領域を探求し、プログラミングが画期的な進歩をもたらす未来を思い描いてください。没入型学習環境から自動運転の統合まで、このコンペティションは、明日の可能性を形作るソリューションの開拓に挑戦します。コードの一行一行が未来のキャンバスを描く、この冒険に参加しませんか?未来が待っています!
サブテーマ
作品のサブテーマとして、以下のような例がありますので、方向性の参考にして下さい。
【貸与対象ソフトウェア】
■UC-win/Road、UC-win/Road SDK(開発キット)
3DVRソフトUC-win/Roadおよびアプリやオプション作成を可能にするための開発キット。新たにPythonによるプラグイン開発に対応。
■Shade3D、Shade3D SDK(開発キット)
統合型3DCGソフトShade3Dの高いパフォーマンスの追加機能をC++言語によって開発可能。
■F8VPS(FORUM8バーチャルプラットフォームシステム)
3DVR空間とアバターを介したコミュニケーションツールを用いて、バーチャルオフィス・ショールーム、イベント・工場見学、作業訓練や業務管理など、目的に合わせたメタバースの作成・編集が可能。
■スイート千鳥エンジン®
国産クロスプラットフォーム3Dゲームエンジン。Windows版・iOS版ライブラリに対応。制作効率化ツールにエディター機能追加。
【開発環境】
■UC-win/Road SDK:Delphi、C++、Python、JavaScript
■Shade3D SDK:C++
■VR-Cloud® SDK:Delphi、Angel Script
■a3s SDK:Delphi、C/C++
■スイート千鳥エンジン®:Visual Studio 2019
C#、C++、JavaScript、java、Pascal、Python、Fortran、Ruby、R言語等で開発したシステムの組込みや連携も対象とします。
大阪大学大学院工学
研究科 准教授
東京工業大学(現 東京科学大学) 名誉教授
ニュージャージー工科大学
建築デザイン学部 准教授
フォーラムエイト執行役員
開発シニアマネージャ
2024年04月01日(月)~06月28日(金)
2024年04月01日(月)~11月15日(金)
選考会:2024年07月10日(水)
結果通知:2024年07月12日(金)
2024年09月13日(金)~20日(金)
2024年10月01日(火)~10月06日(日)
2024年10月07日(月)
2024年11月14日(木)
会場:品川インターシティホール(MAP)
ワールドカップ賞(1作品)
賞金30万
優秀賞
賞金10万
審査員特別賞各賞(4作品程度)
賞金5万
ノミネート作品
記念品
ノミネート作品に選ばれたチームには国内3名、海外2名を表彰式にご招待! ※国内は関東以外を対象とします。
テーマ:
未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新
Enabling the Future: Innovations in Metaverse and Digital Twin
学生クラウドプログラミングワールドカップ2024で未来への第一歩を踏み出そう!
『未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新』というテーマで、学生の皆さんを従来のコーディングの枠にとらわれない世界へとお誘いします。メタバースとデジタルツイン技術の最先端の領域を探求し、プログラミングが画期的な進歩をもたらす未来を思い描いてください。没入型学習環境から自動運転の統合まで、このコンペティションは、明日の可能性を形作るソリューションの開拓に挑戦します。コードの一行一行が未来のキャンバスを描く、この冒険に参加しませんか?未来が待っています!
サブテーマ:
作品のサブテーマとして、以下のような例がありますので、方向性の参考にして下さい。
【開発環境】
■UC-win/Road SDK:Delphi、C++、Python、JavaScript
■Shade3D SDK:C++
■VR-Cloud® SDK:Delphi、Angel Script ■a3s SDK:Delphi、C/C++
■スイート千鳥エンジン®:Visual Studio 2019
>>VR-Cloud® SDKを活用したアプリケーション開発例
C#、C++、JavaScript、java、Pascal、Python、Fortran、Ruby、R言語等で開発したシステムの組込みや連携も対象とします。
本コンペティションを通じて制作されたデータ、作品および成果物の著作権は、著作者本人にあるものとする。
フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、編集、加工などを行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、メールニュース、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体での掲載・配布を行うなどの、二次使用許諾権利を持つものとする。
UC-win/Road、VR-Cloud®、スイート千鳥エンジン®およびそのSDK(開発キット)で開発を行ったアプリケーションプログラム、ソフトウェア、エンジニアリングソフト、ビジネスソフト、ゲームソフトおよび、C#、C++、JavaScript、java、Pascal、Python、Fortran、Ruby、R言語等で開発したシステムとの連携や組込みを対象とする。
提出物としては、使用ソフトウェア・ソース一式、これらを説明するPPTおよびムービーを審査の対象とする。
これらの成果により、プログラミングの品質、論理性・技術力、審美性・オリジナリティ、プレゼンテーション技術などの点で、いかにSDKを活用しプログラムを創り上げたかを評価する
開催日:2024年11月14日(木)
会場:品川インターシティホール(MAP)
ノミネートされたチームは、公開審査に参加します。不参加の場合は、表彰の対象となりません。
1分間のプレゼンテーションを実施します。
エントリー受付期間中(2024年4月1日(月)~6月28日(金))にエントリーと作品概要をお送りください。
使用言語は、英語となります。
ブラインド(無記名)審査にて実施いたします。チーム名・作品名は、国名や学校名といった個人、団体が特定されないものに限定いたします。
下記ページより、チーム名、チームメンバーなどを登録してください。
エントリー・登録
※エントリー受付は終了しました
下記のフォームを使用し、作品の概要説明(英語100word)とイメージ画像で表現し、アップロードしてください。
エントリー受付完了後、以下を別途メールにてご案内いたします。
・エントリーID
・作品制作用の提供データ・資料のダウンロードURL
・参加希望セミナー申し込みのご案内
7月10日(水)に予選選考会を行い、7月12日(金)に結果を通知します。(予定)
予選通過をしたチームは作品応募可能です。
作品の応募は、後日別途ご案内する専用URLにて、作品の応募受付期間中(2024年9月20日(金)まで)に行ってください。
【提出物】
・動作するアプリケーションプログラム
・ソースコード・スクリプト(テキスト形式)
・プログラムの簡単なユーザマニュアル(Word 形式等)
・プログラムのコンセプト、今後の課題やアイデア等(PowerPoint 形式等)
-プログラムだけでなくコンテンツを併せての提出も可
・5分までのプログラムデモンストレーション動画のファイル (MP4形式)
株式会社 フォーラムエイト 東京本社 Cloud Programing World Cup担当
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
TEL:03-6894-1888 FAX:03-6894-3888
E-mail:cpwc@forum8.co.jp
URL:http://www.forum8.co.jp/
2024年4月1日(月)~11月15日(金)
※ただし、製品により期間制限や動作制限、提供スタイルが異なる場合もあります。
※貸与するライセンスは本コンペでの使用に限ります。
■F8VPS(FORUM8バーチャルプラットフォームシステム)
■独自伝送技術 a3s(Anything as a Service) SDK
応募者は、作品制作の対象ソフトウェア製品について、フォーラムエイトが主催するトレーニング・セミナー(有償または無償)に参加できます。
ソフトウェア・開発キット以外にも、データ解析や組込み開発技術など、作品制作を支援する多彩なセミナーのラインナップを予定しておりますので、ご期待ください。
■主な対象セミナー(随時追加)
※11会場(東京・虎ノ門・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手・宮崎・沖縄)、オンラインにて開催
You Are My Eyes Team 所属:上海大学(中国)
MT Four 所属:椙山女学園大学(日本)
Skiller 所属:北京航空航天大学(中国)
Real Never Give Up-Team 所属:北京交通大学(中国)
Cloud Programming World Cup
第11回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第10回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第9回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第8回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第7回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第6回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第4回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第3回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第2回 学生クラウドプログラミングワールドカップ
Cloud Programming World Cup
第1回 学生クラウドプログラミングワールドカップ